2023.06.01 10:44
Green&White Day in Senmaya (2023/5/21 岩手県千厩)
当財団はこれまで2018年5月20日、2019年6月8日、2020年5月7日と計3回我々のベースキャンプ千厩国際倶楽部にて、 エコロジーをテーマとしたイベントGreen&White Dayを参加者約50名規模で開催して参りました。(このホームページの活動記録をご参照ください。)
Green&White Dayは、イタリア北部にあるロヴェレートで毎年開催されています。エコロジーをテーマとし、 参加者が繰り返し利用できるグラスやお皿を持参して予め購入したチケットと交換に持参した食器に食事を受け取って席につき、 夜遅くまで地域の人々が食事や会話を楽しみ、交流を深めるイベントです。
このGreen&White Dayというイベントを町おこしの一環としていつか千厩の街中で開催することが出来ればと考えていましたが、 今回地元の皆様の多大なご協力により、千厩農村勤労福祉センターにて参加者約250名に加えて関係者50名の約300名規模での開催が実現しました事には大変嬉しく思います。
当日は、参加される皆様にお楽しみ戴く食事や飲料を提供するため、9つの地元の飲食店様が出店して下さいました。 全員で前日よりトモダチ・カレーを仕込み、当日参加された皆様に提供しました。 (おかげ様で、支援でご好評戴いたトモダチ・カレーは途中で売り切れてしまうほどの人気でした。)
出店者は飲食だけではなく、Eスポーツ体験、千厩町の千田清子様(裏千家)の野点(のだて)、 トヨタの水素車MIRAIと中国製の大型タイヤ付モダンな電動アシスト自転車の試乗体験といった参加型ブースも用意し、 子供から大人まで多くの皆様に最先端のエコロジー技術の2つを体験して戴きました。
会場内ステージでは、佐々木博典さんの三味線演奏、小学生の武者まゆさんのトランペット演奏、 于雪源さんの二胡演奏が披露され、素晴らしい演奏でイベントを盛り上げてくださり感謝です(以下のリンクから視聴できます)。
今回のイベントには、今なお続くロシアのウクライナ侵攻による戦禍を逃れ、日本に避難されたウクライナ人のリュドミラさん、 ルバさんとその息子である13才のジョルダン君(中学一年生)の3名が横浜の滞在施設からはるばる千厩の地を訪ねてくれました。 「ウクライナを助けてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えていました。
代表理事もイベント中盤にスピーチを行い、今回開催するために地元の方々が何度も会議を重ねてご準備くださったことへの感謝を伝えると共に、 次のGreen&White Dayは本来の目的である町おこしや町の活性化を目指して、千厩の商店街で開催したいものだと力強く語っていました。
今回のイベントはこれまでにない規模での開催でしたが、有難いことに沢山の方にご参加戴くことが出来ました。 これも全ていつも我々の活動を支えてくださる村上さん、萩庄さん、永澤さん、小野寺さん、尾形さん、菅原さんら地元の方々のご尽力のおかげです。 さらに、当日はこれまでの我々の活動で関わったご縁から岩手県盛岡市、一関市、平泉町、西和賀郡や宮城県栗原市、気仙沼市、仙台市などからも多数ご参加くださり、 大変嬉しく思いました。ありがとうございました。
今回は、チケット販売制導入など我々にとって初めてづくしのイベントでしたが、地元の高校生が何人も運営を手伝ってくれたことは嬉しい出来事でした。 今回の経験で学んだことを生かしながら、若い人々が中心となった千厩地域の町おこしに繋がる活動のお手伝いが出来ればと思います。
カテゴリ:Staffレポート
2023年06月01日 10:44 admin