2016.04.25 09:39
益城町にて炊き出しのお手伝い(04/23-24 2016 熊本県益城町)
4月14日および16日未明(マグニチュード7.3)に発生した熊本地方を震源とする地震において、被災した地域での緊急救援活動として、 名古屋に本拠地を置く在日ムスリム教団日本アハマディア・ムスリム協会のボランティア団体Humanity First Japanは、 4月17日に炊き出し等の支援のため熊本県益城町に入りました。 益城町は、震度7を2度にわたって記録するなど、今回の熊本地震で最も揺れの激しかった町です。 震度7を一連の地震で2度観測するのは、1949年の震度7導入以来初めてとのことです。
4月20日には、日本アハマディア・ムスリム協会の名古屋と東京支部から新しいボランティアチームも5000人の食料を持ち熊本県益城町に到着しましたが、 当財団のセイエド・タヘルもHumanity First Japanとは密接な係わりがある為、4月22日の夜から現地入りをして、短期間ではありましたが炊き出しのお手伝いを行ってきました。
炊き出しの会場となったのは益城町役場で、近隣の避難所からいらした多くの人達に温かいカレーを提供することが出来ました。 現地入りした当初は豆カレーを提供してきたのですが、あるスーパーで36Kgの鶏肉を入手することが出来た為、 週末となった4月23日と24日は皆様に元気を出しいただける様にチキンカレーを提供することが出来ました。
Humanity First Japanからの参加は大人数ではないので、交代しながら作業を行ってきたのですが、 近隣の大学からボランティアで作業に入ってくれた大学2年生の学生達のおかげで、昼の時間に遅れることなくカレーの提供が出来ました。
4月25日以降はボランティアの数も増えたので、Humanity First Japanのメンバーは活動拠点の名古屋に戻ることとなり、セイエド・タヘルも現地から戻りました。
アハマディア・ムスリム協会による動画は、ここよりご覧下さい。
アハマディア・ムスリム協会については、ここよりご覧下さい。
会場の様子は以下の動画をご覧いただければ幸いです
カテゴリ:Staffレポート
2016年04月25日 09:39 admin