2014.04.28 22:07
カレーイベントの開催(4/27 2014 宮城県石巻市三反走河北仮設団地)
4月27日(日)宮城県石巻市三反走河北仮設団地にて「ともだちカレー®」提供を通して、皆様とお話しをしながら楽しいひと時を過ごさせて戴きました。
この仮設団地は、津波被害で多数の児童が犠牲になった大川小学校周辺に住まわれていた方も多く、 我々はこの地区でご家族を亡くされた武山様とお親しくなったことから、今回で2回目のイベント開催となりました。
前回は中華料理の本格的シェフのボランティア参加を得て料理をお作りして提供するスタイルでしたが、 今回は朝一番の仕込みから全てを会場となった仮設団地の集会室にて、この仮設にお住いの方々にも参加して戴きました。 仕込みの段階から親しくお話をさせて戴こうというのが、その目的です。午前八時頃からお手伝いをして下さったのですが、 ひと段落して休憩をするころには、当方のスタッフ達ともお親しくお話ができるようになりうれしく思いました。
鍋に火を入れた後の作業もスタッフのタヘルが説明をしつつ、現地の方々に協力して戴きました。 玉ねぎを炒めるだけでも1時間近くはかかり、想像以上に大変な作業ですので、順番にお手伝いをしていただきました。
昼前にようやく「ともだちカレー®」の完成となりましたが、今回はカレー作りや集会室でおしゃべりをしながら食事を楽しんで戴くことが主目的でしたので、 集会室にて食事ができる方に限定して「ともだちカレー®」をお配りさせていただきました。 大変心苦しかったのですが、鍋を持参して自室で食事をされたいという皆様には遠慮していただきました。 これはお一人でも多くの皆様に集会所に来て戴き一緒にお話をしながら食事を楽しんで戴きたいという希望からでございましたので、どうぞその主旨をご理解戴ければ幸いです。
集会室でのおしゃべりには、3月11日に開催したシンポジウムでもお話をしてくださった社会福祉法人南三陸町社会福祉協議会事務局長の猪又隆弘様と大籠キリシタン資料館館長の畠山満様、 そして大川小学校跡地にAngel像を寄贈した際にお世話になった東海林内科胃腸科理事長の東海林健一先生、千厩で我々が活動の当初より事務所をお借りしております、 かわさきファミリークリニック院長の千田貴之先生もご参加戴きました。
今回、恒久的に住むことができる住宅の完成は更に遅れて2017年まで待たなくてはならないと伺い、そのご苦労を思うと心が痛みます。印象的でありました。
三反走仮設住宅団地の皆様のご健勝を心からお祈りいたします
カテゴリ:Staffレポート
2014年04月28日 22:07 admin