5月21日(火)岩手県西磐井郡平泉町町役場にて「ともだちカレー®」を無償提供し、職員の皆様を励まさせていただきました。
平泉町町長である菅原様は震災直後から一関市、藤沢町と合同の支援本部を設置して車両や大量の水、食料提供や職員派遣、
避難者の受け入れなどで陸前高田市を支援されてきた為に特別な想いもあったそうで、
我々が4月に陸前高田市役所へのカレー提供をした際には、我々の活動趣旨に大いに賛同してくださり、
公務の合間に昼前から現場へ入ってお手伝いをして戴きました。
平泉町役場の皆様は、震災後の沿岸地域支援活動に加え、中尊寺の世界遺産登録に際しても大変な苦労と努力を重ねてこられました。
弊財団では活動の初期段階より菅原町長様とお近づきになった御縁から、町長様以下全職員の皆様への慰労目的で「ともだちカレー®」を無償提供し、
感謝の意を表させて戴くこととなりました。
前日の夕方、気仙沼でのカレーイベント終了後、南交流センターにて仕込みを行い、現地での作業は最小限になるように準備をしました。
東京から参加のLeeさんは、六本木で飲食店を営んでいたとのことで、大変手際よくお手伝い戴き、おかげで、比較的短時間で準備作業も終わりました。
気仙沼市社会福祉協議会の皆様同様に、町役場の皆様も今回の企画を楽しみにして下さり、雨でも開催できるようにと、大きなテントと、
皆が一緒にカレーを食べられるようにとそのテントの下にたくさんのテーブルと椅子も用意して我々を迎え下さいました。
我々も現場に到着と同時に調理を開始したのですが、香辛料を入れ始めたころには、香りに誘われて、職員の方が次々と様子を見に来られました。
中には調理を手伝って下さった方もおられ、助かりました。実は、菅原町長様も何度か見に来られて、調理の進捗状況を確認されていました。
有限会社青木商事の青木猪三生様は、効率的にナンブレッドを焼けるようにと、本格的な鉄板焼機を貸して下さいましたが、
先日同様に、青木様自らが鉄板焼機を持参して、ナンブレッドを焼く作業もお手伝いして下さいました。
また、青木様所有の工場にテナントとして入っておられるババ商店株式会社の社長、馬場様、も社員を連れてお手伝い下さいましたので、作業は順調でした。
正午12時から、それぞれのお皿にカレーを盛って差し上げるスタイルで楽しんで戴きました。
カレー配りには、千厩町及び藤沢町から参加して下さったいつもの皆様に加え、水沢教会の高橋神父様も加わり、お手伝いをして下さいました。
天気も良く、暖かな日でしたので、テントの下で、皆がおしゃべりをしながらカレーを堪能し、楽しいひと時を過ごしました。
今回のカレーは大人向けでしたのでスパイシー仕立てでしたが、これが大好評で、3杯も食された方もおられた様です。
平泉町役場で開催でしたので、近隣の中尊寺及び毛越寺のご住職等もご参加くださり、「ともだちカレー®」をお楽しみ戴きました。
そして食後には、千厩町の酪農農家から頂戴した新鮮な牛乳を使ったチャイを提供となりました。
いつもでしたら、これで終了ですが、今回は東京から参加のLeeさんの提案で、韓国料理の一つであるチヂミ(韓国風お好み焼き)を
スタッフとお手伝いをして下さった皆様に楽しんで戴くこととなりました。
いわゆる「まかない料理」のつもりだったのですが、韓国出身のLeeさんが作ったチヂミ(韓国風お好み焼き)は本格的で、
大好評でしたため、役場の皆様にもおやつとしてお持ち帰り戴きました。
平泉町役場でのカレーイベント終了後、代表の佐多は岩手県一関市と平泉町の一部で放送されている
「FMあすも」のラジオ番組「なのはなレディオ」(14:35~15:00)の「あすもさござい」にゲスト出演し、
連帯東北・西南 の理念や活動内容等について話しをさせて戴きました。
そして、最後にはILC(国際リニアコライダー)誘致支援ウォーキング(中尊寺の金色堂入口前を出発点として一関市内までに約10キロ)を6月1日に開催するとの発表を行い、
リスナーの皆様に参加を呼びかけました。
今回開催されたイベントの様子は岩手日日新聞にて記事が掲載されておりますので、ご覧下さい。
2013/5/23付け岩手日日新聞