2012.10.23 09:44
カレーイベントの開催(10/21 宮城県気仙沼市五右衛門ケ原野球場住宅)
連帯東北・西南staffのタヘルです。
10月21日(日)宮城県気仙沼市五右衛門ケ原野球場住宅にてカレーイベントを開催しました。
野球場住宅は、テニスコート住宅、運動場住宅と合わせて気仙沼でも最大規模の仮設団地であり、我々は気仙沼福祉協議会の依頼を受けて、コミュニケーション活性化のお手伝いをしてまいりました。
(左上の写真は、標高895mの室根山から見た気仙沼方面の景色です)
我々がいつも家族同様にお世話になっている千厩の農家から、トマトやピーマンと共に新鮮なかぼちゃを頂戴した為、今回はカレーにプラスしてかぼちゃのスープにも初挑戦してみました。 とても気持ちの良い天気でしたので、下準備は仮設の自治会長さん達にも手伝ってもらい、青空の下で作業をしました。 お手伝いをしてくれた皆様は元気いっぱいで、タヘルも押され気味でしたが、会話だけでなく手際も良く、あっという間に準備完了となりました。
新鮮なかぼちゃと一緒に、酪農農家からは、朝一番で搾った牛乳を戴いてきましたので、スープにもたっぷり使いましたが、濃厚な味となり、味見をしてもらった仮設のお母様にも大好評でした。
弊財団代表も交えて、福祉協議会の皆様と配布方法などについての入念な打ち合わせをし、12時ちょうどからカレーとスープの提供を始めましたが、 食事場所は集会場所の内外2ヶ所にしたので、それぞれのペースで自由に食事を楽しんでいただけました。
天気が良かったので、早くから出て来てくれた方もいらしたのですが、カレーの完成を待ちながら居住者同士がお互いに話し合ったり、 我々が作業する場所に来ておしゃべりしたり、楽しんでいただけました。気が早い方は、10時前から外に出て来て、2時間近くも待っていてくれたのです。
カレーを食べてもらうのではなく、外に出てコミュニケ―ションを楽しんで戴くことが我々の目的ですので、交流のお手伝いが出来たこと大変光栄でした。 また、カレーは誰でも食べやすいように辛さを控え目にしているのですが、「もっと辛いのを想像していたので、食べやすくて拍子抜けした」と言っていた居住者の方もいらしたので、 次回の開催時には本場の辛さに近づけてみようかと考えています。
寒さも本格的になる前に車も冬タイヤへと履き替えて冬支度をはじめたところですが、今後も寒さに負けず活動を続けて参ります。
カテゴリ:Staffレポート
2012年10月23日 09:44 admin