2011.12.26 20:50
クリスマスパーティーの開催(12/23 岩手県陸前高田市竹駒小学校仮設住宅)
連帯東北staffの劉とタヘルです。
12月23日(金)岩手県陸前高田市竹駒小学校仮設住宅にてクリスマスパーティーを開催しました。
東京、名古屋などの都会は既にクリスマスと新年の華やいだ雰囲気に包まれていますが、遠く離れている被災地ではまだ復興へ向けて少しづつ歩みだしたばかりです。12月23日、9ヶ月の間、苦労された被災者の方々とご一緒に、震災後のストレスを和らげ、復興に向けての思いを新たにするため、クリスマスパーティーを行いました。
今回のクリスマスイベントは、連帯東北が主催した各炊き出しイベントと同じく、単に食事を提供することだけではありません。自治会の方々と打合せ、300人分のカレーは連帯東北と仮設住宅住民がそれぞれ150人分を分担して提供し、入居者の方自身が積極的に関わるイベントを目指すこととなりました。
● 準備
竹駒小学校の仮設住宅は、300人前後の方が入居されていますが、仮設用地の場所が足りない状況で、集会場が建てられていません。そこで、今回のイベントは仮設住宅と少し離れている上細根町内会館で行いました。クリスマスイブの前日でしたので、装飾が得意なボランティアの方は大きなクリスマスツリーを組み立て、更に自治会会長さんも自らツリーを飾って下さいました。子供達も自然とクリスマスツリーの様子が気になり、集まってきます。
会場となった上細根町内館では、入居者の皆さんが日本風カレーを作り始めています。竹駒小学校仮設住宅チームと連帯東北チームはお互いに友好的な雰囲気でカレー作りを続けていました。
カレーが出来上がるのを待っている子供たちは、ダンス、日本伝統芸、歌、更に中国太級拳で盛り上がっています。
● 食事開始
12時になると、入居者チームと連帯東北チームの作ったカレーの食べ比べが始まりました。
仮設住宅では、住民達の間でコミュニケーションが不足しがちであるという状況が続いていますが、このような食事会の機会に住民達はお互いに自分の思い出や、考えていることを話し合って下さいました。
● 食事イベント中の思い出
名古屋から参加した学生ボランティアの皆様は、名古屋市民達の手作りマフラー、手袋などを数多く運んできてくれ、名古屋市民からのメッセージや愛情をこめて、皆様に配りました。
自治会会長さんがクリスマスのプレゼントのご用意をして下さり、居住者の皆様だけでなく我々にもプレゼントを配ってくれたのもサプライズでした。
● まとめ
12月23日のイベントは2011年最後のイベントでしたが、連帯東北では2012年も復興に向けたお手伝いをしてゆきます。
12月23日のイベントは2011年最後のイベントでしたが、連帯東北では2012年も復興に向けたお手伝いをしてゆきます。
カテゴリ:Staffレポート
2011年12月26日 20:50 admin