2014.10.31 11:53
カレーイベントの開催(10/26 2014 宮城県石巻市 仮設開成団地)
10月26日(日)宮城県石巻市仮設開成(かいせい)団地にて「ともだちカレー®」提供を通して、入居中の皆様と交流させて戴く機会を持たせて戴きました。
私共は、8月24日に仮設開成第9、第10および第13団地の会長、遠藤裕昭(えんどうひろあき)様とのご縁から、 この3団地206世帯を対象としたイベントを開催しましたが、その際に次回は隣のブロックで開催をとのご要望を受け、今回のイベント開催となりました。
イベントの開催場所は第12団地の集会場前で、準備を始めた頃には霧に包まれていた会場周辺でしたが、気が付けば快晴となっており、素晴らしい天候となりました。
前回同様に朝一番の仕込みから全てを、会場となった仮設住宅の集会室にて行い、この仮設にお住いの方々にも参加してお手伝い戴きました。 仕込みの段階から気分転換の意味もあり親しくお話をさせて戴こうというのが、その目的です。 いつもの「ナンブレッド」は提供せず、居住者の皆様も一緒にイベントを作り上げるために、「ご飯」を用意して戴きました。 そして、鶏肉は千厩ロータリークラブの小野寺慶志(おのでらけいし)様より24Kgも無償提供して戴きました。皆様のご支援に感謝です。
鍋に火を入れた後の作業は、体力に自信のある弊財団の若手スタッフが担当しました。
鍋から香ばしいカレーの香りが漂うころになると、様子を気にして見に来る人も増えてきたのですが、正午12時から「ともだちカレー®」の提供を始めさせて戴きました。
初にライスを盛ったプレートを用意して、その後にカレーを盛りつけてから受取って戴くスタイルとしました。 プレートにライスを盛りつけたのは、我々の活動に賛同し、平泉から駆け付けて下さった前平泉町長の菅原正義(すがわらまさよし)様で、 そのプレートをカレー鍋の担当へと渡す役目をして下さったのが菅原さんの奥様でした。息の合った二人の働きにより、とても作業がスムースでした。
今回は集会室が比較的広かったのですが、テーブルの数が少なく、お集まりいただいた皆様全員が同じ部屋で食事をしていただけなかったのが、少々残念でした。 しかしながら、「ともだちカレー®」は大好評で、おかわりをしている子もいたほどでした。
朝一番の準備から、最後の片づけまで仮設開成団地の皆様と楽しい時間を共有させて戴きました。 当財団では、「ともだちカレー®」を通して仮設住宅での暮らしを余儀なくされている皆様とのコミュニケーションを目的に活動を継続しています。 今回のイベントを開催した第12団地は自治会長が不在で、代わりに世話役として活躍しているのが小山様でしたが、 この12団地はイベントが無いので今回のイベント開催をとても喜んでくださり、片づけの終わった後に我々スタッフをお茶でもてなしてくださりました。
仮設開成団地の皆様のご健勝を心からお祈りいたします。
カテゴリ:Staffレポート
2014年10月31日 11:53 admin